答えは有料です。
在留外国人にとって健康保険(国保・社保)のシステムは、日本人と変わりません。
様々な業種の方々と情報交換、世論の調査をしている中で、現在でも意外と勘違いしている方が多くいることに驚いたので、今回は外国人労働者・留学生に対するネガティブな勘違いと、実際に行われている、健康保険乱用の事例を一部紹介し、現実を知っていただきたいと思います。
主に摘発された事例で目立つものは下記①~③となっております。
※こちらのコラムを読んだからと言って、決して真似はしないで下さい。
法による厳しい罰則が待ち受けていると共に己の未来、そして日本に在留する全ての外国人の未来を潰す行為に繋がります。
① 資本金500万円の見せ金でペーパーカンパニーを設立し、経営ビザを取る。
② 高齢者が留学ビザを取り、国保、高額医療費制度を乱用して帰国。③ 自国に居住している仲間を観光の名目で日本に呼び、日本に居住している外国人の保険証の使い回しをする。
当然ながら実際には本気で起業した外国人や、老後のライフスタイルの充実を図るために本気で日本語を学びに来日した高齢者もおります。表面上だけでは見抜くことは難しいですが、一部の外国人による制度悪用で、真面目な外国人まで悪く見られてしまっています。 日本国民の反感を買い、外国人が皆悪者扱いされてしまう世論であっていいわけがないです。 殆どの外国人は真面目に働き、給与を貰い、社会保険料を納め、必要な時だけ保険証を持って病院へ行きます。 当たり前過ぎる故にネタにならず、メディアではそんなこと取り上げません。残念なことに悪いニュース、他人の不幸、恐怖心を煽ることは注目を集めてしまう傾向にあります。 外国人の話でも悪いことが多くフォーカスされているのが現状です。 誤解をされている部分は何とか解いていきたいという考えを元に、今後も情報の発信は続けていこうと考えております。また、情報に溢れる昨今だからこそ、情報の取捨選択はとても大切なスキルになってきます。 真実を見抜く目を持っていただけたら幸いです。
サイトライ・オフィスへご登録いただいた外国人の方々にはこちらの話も含め、法令順守の大切さは伝え続けております。
今回も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!